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【留学の前に!】イギリスと日本との教育の違いはあるの?違い6つ【受験・】

イギリス日本教育違い

イギリスと日本教育の違いは結構あります。

イギリス留学経験があり、その違い6つについて説明していきます。

 

【1】イギリスの受験って…?

最近、「教育の2020年問題」という言葉をよく見かけるようになりました。2020年に高等学校や大学での教育の内容が大きく変わり、それに伴って大学入試のやり方にも大きく変更がでるというものです。

 

センター試験の代わりに新しい形のテストが導入される、といった話はここ数年でよく聞くようになりましたね。このように日本では改革が起きようとしている大学受験ですが、海外ではどのように行われているのでしょうか?

 

今回はイギリスの大学受験についてご紹介いたします。

 

 

【2】大学受験は義務教育から始まっている

イギリスの義務教育は日本よりも2年長い11年。その義務教育の終わりに「GCSE」と呼ばれる試験があります。この試験は義務教育10年目に受験科目を10科目ほど決め、義務教育終了までの2年間試験に向けた勉強を行います。

 

ここまで聞くと日本の高校受験と似たようなイメージがありますが、日本と異なるのはこのGCSEの成績がこの後に進む学校に入学する際の成績だけでなく、その後の大学に入学するための試験や就職の選考にまで必要とされるということ。

 

高校受験のための成績や内申点が大学入試に使われることのない日本と比べると厳しく感じるかもしれませんね。

 

 

【3】GCSEの成績は試験の点数だけではない

この義務教育終了時に受験するGCSEですが、実は試験の成績だけがこの後の進学や就職などに影響するわけではありません。

 

実は、GCSEは試験の点数だけでなく科目を選択してから受験するまでの2年間の授業で行われる小テストやレポートの点数も合わせた総合評価で成績が決まります。

 

日本の高校受験にも受講態度などを評価する内申点がありますが、イギリスではこの時期の努力の積み重ねが大学受験にも直結してしまいます。

 

 

【4】大学入試に必要な試験は2種類

義務教育を修了しGCSEで良い成績を得た後、大学に入学する人はその前に6th Formなどの学校で2年間勉強をしなければなりません。

 

これは「GCE」と呼ばれる試験を受けるための学校で、大学に入学するためにはこのGCEのAレベルの試験を受けることが必要となっているのです。

 

大学で学びたい分野をあらかじめ決めておいて、その専攻に合った科目を勉強していきます。

 

GCE‐Aレベルの成績とGCSEの成績の両方が揃って初めて大学入試に出願することができ、それらの成績や面接の点数などを総合して大学に入れるかどうかが決まります。

 

 

【5】イギリスでの「外国語」の授業

ここからは試験の内容についても見てみましょう。日本の受験では「外国語」という教科の試験があり、日本では主に英語の試験を受けていますが、英語が母語のイギリスではどのような試験を行っているのでしょうか。

 

実は、イギリスにも試験の必修科目としてフランス語が設けられています。

 

ちなみに私の大学時代の先生はお母様がフランス出身で家の中ではフランス語で会話していたため、外国語の試験についてはかなり有利だったそう。

 

 

【6】知識よりも思考を問う

日本のセンター試験は全問マーク式で回答を行うので卒業までに習った知識をどこまで収得できているかをはかることができます。

 

しかし、イギリスの大学入学に関わる試験では知識とその解答に至るまでのプロセスを大切にする教育の姿勢を反映してか、基本的に全て記述式です。

 

日本でも知識より思考力を大切にする方向に教育が変わりつつあるので、大学入試のための試験がイギリスのようになるかもしれませんね。

 

 

【7】日本人がイギリスの大学に入学するためには?

このように日本とイギリスでは大学への入学の仕方に多くの違いがありますが、イギリスの大学に入学したい日本人はどうしたらいいのでしょうか。

 

私の友達の中には高校の途中からイギリスに渡りGCSEとGCE‐Aレベルを受験した人もいますが、高校を卒業している場合はファウンデーション(大学進学準備)コースのある学校で約1年間勉強し、試験を受けたら大学に入学することができます。

 

 

最後に・・・

イギリスと日本の大学入試に関する違いについて紹介させていただきました。イギリスでは試験の時に持っている知識の量だけでなく、解答を導く思考力や普段の学生生活も大学受験には必要とされます。

 

日本の教育も思考力の向上が必要とされてきており、それに伴って授業や試験の形も変わってきておりますので、もしかしたらこれからイギリスの教育との共通点も増えていくかもしれませんね。

 

 

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